・共用部分にゴミ、残置物、不法投棄がある
・勝手に処分していいの
・どうしたらいいか分からない
・スペースがなくて、物を置く場所がない
アパート、マンションのトラブルで多いのがゴミ、残置物、不法投棄です。
このような悩み、よく聞きます。
ここでは「残置物」、「不法投棄」、「ゴミの散乱」、「置く場所がない」について解決方法を紹介していきます。
アパート・マンションの共用部分の残置物、不法投棄
アパート、マンションには「共用部」と「専有部」があります。
家賃を払っているから、全て自分のものというわけではありません。
共用部分とは

住人が皆で使う部分です。
・集合エントランス
・共用廊下
・階段
・エレベーター
主に上記のものを言います。
逆に専有部分は自分で借りている(買った)お部屋となります。
アパート、分譲マンションともに住人皆が使用する場所が共用部分となります。
アパート・マンションの共用部に物を置いたらいけない理由
皆で使用する場所なので、もちろん私物を置いてはいけません。
ほとんどの場合、管理規約等で禁止されています。
賃貸アパートの場合はオーナーに所有権があり、所有権を侵害することになります。
また消防法で避難に支障となる物を廊下に置いてはならないとあります。

小さいからいいでしょう
というわけではなく、通行を狭める恐れがあるものは全てNGです。
ですので、何も置いてはいけないということになります。

賃貸でも自己所有でも、アパートやマンションは共同生活です
アパート・マンションの共用部の残置物、置いてある私物の例

共用部に置かれているものにはどういうものがあるのでしょうか。
・自転車
・ベビーカー
・タイヤ
・傘
・除雪道具
・植物
・ゴミ
上記のものが多いです。
自転車や除雪道具については、置くスペースがなく例外的に認められている場合もあります。
確認してみましょう。
アパート・マンションの共用部に物が置かれている場合の対策
物を置いている人がいたり、物が置かれている場合、どう対応したらよいのでしょうか。
賃貸アパートの場合

アパートの場合は管理会社またはオーナーに連絡しましょう。
所有者に直接注意したり、勝手に片付けたりするとトラブルに発展する恐れがあります。
連絡すると、管理会社が書面での注意や所有者に直接注意してくれます。
それでも撤去されない場合は、手続きを踏んで強制撤去等を進めてくれます。
必ず連絡するようにしましょう。
分譲マンションの場合
分譲マンションの場合は管理人さんや管理組合に連絡することになります。
賃貸アパートと同じでトラブルに発展する可能性があるので、ご自身で注意したりするのは辞めましょう。
共用部にスペースがなくて物を置く場所がない悩みを解決
共用部分に物を置く理由として最も多いのが「スペースがない」ということです。
賃貸、購入に関わらず事前にチェックするのが重要です。
しかしながら子供が産まれたり、ライフスタイルの変化などで物が増えることがありますよね。
賃貸の場合→引越しをする

賃貸の場合は引越しを検討してみましょう。
物置やトランクルームがある賃貸物件を探してみたり、新しく購入するのも手です。
賃貸の場合は物件情報が豊富で、全国にネットワークがある賃貸不動産屋が安心ですね。
購入の場合は慎重に検討することが必要です。
少しでも予算を抑えたい場合は、手数料ゼロのお店がオススメです。

所有している場合→新たなスペースを借りる
すでにマンションを購入している場合、引越しするのは中々難しいでしょう。
その場合はレンタル倉庫がオススメです。

不要なものを捨てたり、売る
いらなくなったものを整理してしまうのも方法の一つです。
不用品を回収してくれるサービスがあります。

まだ使えそうだったり、価値がありそうな場合、リサイクルショップなどに売ってしまうのも手です。
臨時収入も入りますし、一石二鳥ですね。
まとめ
いかがでしたか。
共用部分の残置物はトラブルで必ず出てくるものです。
対処法を知っていれば、焦る必要は全くありません。
ルールをしっかり守れば、景観も美しくなり、とても住みやすいお家になりますよね。
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