「結婚式が安い時期はあるの?」
「結婚式が安い季節で比較検討がしたい」
「時期以外に結婚式が安くなる方法が知りたい」
安くなるシーズンオフに結婚式を挙げたいと考えているお二人に、結婚式の費用について解説します。
結婚式場で集客担当をしていた私の経験から説明します。
季節以外でも費用を抑える方法はあります
結婚式の人気のないシーズンオフは夏と冬です。
式場によっては大幅に価格が下がることもありますが、その分、デメリットも大きいです。
この記事を読めば、シーズンオフはもちろんのこと、他の手段で価格を抑える方法も知ることができます。
この記事で分かること
- なぜ夏と冬の結婚式は人気がないのか
- 結婚式の費用にまつわること
- 特典やキャンペーンを使って安く予約する方法
- 予算を削減しても結婚式に後悔しない秘訣
結婚式が安い時期はいつ?
結婚式が安い時期は夏と冬です。
どちらも結婚式を挙げたいと希望するユーザーが少ないからです。
披露宴・ウエディングパーティを実施した月
※出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ
夏の結婚式が安くなるワケ
夏季、特に8月は結婚式の費用を節約することができます。
その理由は以下となります。
まず、8月は一般的に暑さが厳しい時期です。
高温多湿の日本の夏は、屋外でのイベントやフォーマルな装いを必要とする場面には不向きです。
この結果、結婚式場や関連サービスの需要が下がり、それに伴い価格も下がる傾向にあります。
8月はお盆の時期にあたり、多くの人が家族と過ごすための休暇を取ります。
結婚式に参加することが難しいゲストも少なくありません。
さらに、子どもたちの夏休みと重なるため、家族連れのゲストの出席が困難になる可能性があるでしょう。
これらの理由から、8月を敬遠するカップルが多く、価格も安くなる傾向にあります。
休暇で集まりやすいという理由で8月に結婚式を行うのはアリです
冬の結婚式が安くなるワケ
冬季、中でも1月は結婚式の費用を削減することができます。
その理由を見ていきましょう。
1月は冬の寒さが厳しい時期です。
屋外での長時間のイベント、特にガーデンウエディングには不向きです。
需要が低下し、結婚式場や関連サービスの価格が下がることになります。
1月はお正月を含み、結婚式場や関連企業も年末年始休のため稼働しません。
加えて、学校が冬休みに入ることもあり、特に家族連れのゲストは他の予定を立てている可能性が高く、結婚式への参加が難しいケースがあります。
1月に関しては8月と違い「年末年始で忙しくて迷惑」と思われる可能性があるため、敬遠されています
雪国の場合は1月が特にアクセスが困難になる時期であることも、結婚式を敬遠する理由の一つです。
積雪や交通の乱れが予想されるため、特に遠方からのゲストにとっては、参加が難しい場合があります。
結婚式の費用について
結婚式の費用には結婚式場に支払う金額を指す「費用総額」と、新郎新婦が負担する「自己負担額」があります。
自己負担額は、費用総額からご祝儀額or会費を引いた額になります。
結婚式の費用総額とは
費用総額は結婚式に掛かった費用の総額で結婚式場に支払う金額です。
挙式、披露宴・ウエディングパーティ総額
※出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ
結婚式の自己負担額とは
自己負担額は費用総額からご祝儀額を引いた、実際に新郎新婦が負担する金額のことを言います。
北海道など慣習で会費制の地域は費用総額−会費額となります。
予算を決める場合は総額に目が行きがちですが、自己負担額を考慮しましょう。
ご祝儀総額
※出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ
結婚式の費用総額決定の仕組み
結婚式の費用は様々な要素を積み上げて計算していきます。
ここから上記の人気のない季節や、売れ残った日程だと割引が入ります。
主な要素は以下となります。
- 季節
- 曜日
- 時間
- 六輝
- ハード
- ソフト
プランの場合はものによって含まれていたり、プラン外になっていたりとします。
しっかりと確認しましょう
結婚式を行う季節
季節の選択で結婚式費用を削減する場合は、冬か夏を選びましょう。
季節による費用の違いは主に2パターンあります。
- 人気のない季節の割引が入るパターン
- 季節ごとにプランや価格が設定されているパターン
特に四季がはっきりしている雪国では、冬はシーズンオフとなり、結婚式の需要が極端に減ります。
冬限定の格安プランなどが販売されるケースが多いです
結婚式を行う曜日
曜日で節約する場合は、断然平日です。
最も人気のある曜日は、土曜日です。
土曜日が割引になることはほとんどありません。
以下、曜日の人気順です。
人気の時期でも平日であれば安くなるでしょう
結婚式を行う時間
結婚式場によっては時間でも価格差が生まれます。
時間は曜日と密接に関わってくるので、日によって人気の時間が違います。
最も安いのはやはり平日、式場によっては日曜日の夜もお得です。
各曜日の人気の時間
こだわる人もいる六輝(六曜)について
六輝は「大安」、「友引」、「先勝」、「先負」、「赤口」、「仏滅」の6つで構成されます。
別の名を「六曜」とも言い、吉兆を占う暦注です。
大安や友引が人気ですね。
六輝は気にしない人が増えていますが、仏滅や赤口は安くしてくれる可能性があります。
結婚式場のハード
ハードとは施設や立地などです。
- 会場使用料
- 設備使用料
上記が会場使用料に入ります。
ウエディングプランを選択すると、会場使用料が入っていて、お得になる場合があります。
結婚式場のソフト
ソフトはお料理やドレス、演出などがあります。
ソフトに関しては取捨選択やグレードダウンなどで費用をいくらでも削ることができます。
しかし、ゲストの満足度に関わってくるので、削減しすぎるのもよくありません。
結婚式場検索サイトから予約して安くする
結婚式場で直接価格交渉するよりも、結婚式場検索サイトを使いましょう。
多くのサイトでは独自のキャンペーンや特典のプレゼントを行なっています。
初めから安くなったプランや特典が付いている状況で見学した方が絶対にお得です。
以下のサイトがおすすめです。
- ハナユメ
- 結婚スタイルマガジン
自分にあったサイトを見つけましょう。
ハナユメの「ハナユメ割」と「電子マネーギフトキャンペーン」を使う
ハナユメ割は、結婚式場が特定の時期に埋めたい日程をお得な価格で提供するサービスですので、日程の希望が叶いません。
それでも結婚式の費用が100万円以上もお得になる場合があるので、利用しましょう。
※ハナユメ割を利用するためには、ハナユメを通じて式場見学を予約し、そこで成約することが条件となります。式場や日時、人数によっては、割引額が100万円未満の場合もあります。そのため、具体的な割引内容については事前に確認することが重要です。
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式場によって20万円、10万円、3万円と金額が違いますが、中には料理や飲み物料金が20%OFFになる式場もあるので、必ず利用しましょう。
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婚スタ★割は、結婚式場から提供されるお得なプランです。
以下の条件が対象になっている場合が多いです。
- ナイトプラン
- 平日プラン
- 少人数プラン
- 半年以内のお急ぎプラン
100万円も安くなる場合があります。
気になった式場は婚スタ★割がないかどうか必ずチェックしよう
予算を削減しても後悔しないようにするために
結婚式の費用を減らして後悔しては元も子もありません。
結婚式を安く挙げる場合は、必ず費用を削減してはいけない場所を見極めましょう。
以下は最低限、キープした方が良い点になります。
- 結婚式の質を確保する
- 演出は季節感があるものを選択
- ゲストの満足度を上げる
結婚式の質を確保する
結婚式の計画を進める際、多くのカップルは予算を意識していますが、あまりにも質を落としすぎると、後悔につながる可能性があります。
費用削減が目標であっても、結婚式の本質的な価値を見失わないようにすることが重要と考えましょう。
結婚式は一生に一度の大切なイベントであり、その日の記憶は一生残ります。
自分たちが本当に望む式に妥協しすぎると、その後の人生で後悔の念に駆られることになりかねません。
質が低いと感じられる結婚式は、ゲストにとっても楽しい体験とはなりにくく、その結果、新郎新婦への評判や印象にも影響を及ぼすことがあります。
質を落としすぎた式は、写真や映像で見返したときにも貧相に映り、後の人生での大切な思い出に陰りを落とす可能性があります
結婚式の計画を進める際には、コストと質のバランスを見極めることが重要です。
費用を削減しつつも、自分たちの理想や幸せな記憶を大切にすることが、後悔しない結婚式を作る上で大切です
演出は季節感があるものを選択
季節の特色を活かした演出は、結婚式をより思い出深いものにし、ゲストにも長く記憶に残ります。
ゲストの不満につながりやすい冬の結婚式を例に挙げましょう。
季節感のある演出の一例として、冬の雪国での結婚式が挙げられます。
冬の雪景色は、その美しさと静寂さで、結婚式に幻想的な雰囲気をもたらします。
雪や氷を使った装飾やアクティビティは、通常の結婚式にはない独特な魅力を持っており、新郎新婦だけでなく、参加するゲストにも忘れがたい経験になるでしょう。
- 雪をモチーフにしたテーブル装飾やブーケ
- 氷の彫刻を会場の一部として取り入れる
- 雪景色を背景にした写真撮影
- 冬の味覚を使ったお料理
このように、季節感のある演出を取り入れることで、結婚式は単なるイベントではなく、夢のような体験に変わります。
特に、その地域や季節ならではの特色を活かすことで、結婚式はより個性的で思い出深いものになるでしょう。
ゲストの満足度を上げる
結婚式は、新郎新婦の大切な節目を祝うだけでなく、参加してくれるゲストへの感謝を伝える重要な場です。
このため、ゲストに関わる部分の予算削減には慎重になりましょう。
料理の質を落として予算を削減してしまうと、ゲストからのご祝儀との釣り合いが取れなくなり、結果として不平不満を生む原因となりやすいです。
ゲストが結婚式で受ける印象は、おもてなしの質に大きく左右されます。
したがって、料理などのおもてなしに関わる部分の予算は、可能な限り維持することが望ましいです。
- 装飾の豪華さを控えめにする
- ブーケや新郎新婦の衣装
- 招待状や席次表のデザインをシンプルにする
結婚式は新郎新婦とゲストが共に楽しむ場であり、ゲストへの感謝の気持ちを表す場でもあります。
そのため、ゲストに提供するおもてなしの質を維持しつつ、他の部分で効果的にコスト管理を行うことが、バランスの良い結婚式の計画につながります。
まとめ
結婚式が安くなる時期について解説しました。
なぜ人気がないのかデメリットを理解できたと思います。
他の解決方法でクリアできるのであれば、1月と8月の結婚式は避けた方が懸命です。
しかしどうしてもという場合は、リスクを考慮し、他の節約方法で予約すると良いでしょう。
- 1月はお正月や雪が降った場合のアクセス等の困難さから敬遠されている
- 8月は夏休みやお盆の休暇の予定や、暑さから避けられる傾向にある
- 平日の結婚式は人気の時期でも安くなる可能性がある
- 赤口、仏滅は人気がなく割引してくれるケースがある
- ソフト(お料理や演出)を削りすぎると、ゲストの不満を招く可能性があるので、ゲストが関わらない部分から予算を削減しよう
結婚式場の見学予約は「ハナユメ」、「結婚スタイルマガジン」から予約すると、費用がお得になるので、積極的に活用しましょう。
Q&A
- なぜ夏と冬は結婚式が安いのですか?
-
夏は暑さ、冬は寒さやお正月、冬休みのため、結婚式に参加するのが困難なゲストが多いです。
これにより、需要が低下し、式場や関連サービスの価格が下がる傾向にあります。
- 平日に結婚式を挙げると、どのようなメリットがありますか?
-
平日は週末に比べて人気が少ないため、式場やサービスの価格が割引されることが多いです。
また、ゲストが少なくなるため、よりプライベートな雰囲気で式を挙げることが可能です。
- 結婚式の予算を削減する際、どの部分を優先して節約すべきですか?
-
ゲストに直接影響しない部分、例えば装飾の豪華さを控えめにする、衣装や招待状のデザインをシンプルにするなどがおすすめです。
ゲストの満足度に直接影響する料理やおもてなしは可能な限り維持しましょう。